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BLOG-ROMMER 日高のブログ

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Windows 8, Windows 10, Windows 11

Microsoft Ignite - November 2021 お勧めセッション

2021年11月3日(水)と4日(木)Microsoft Ignite – November 2021 が開催された。開催は、最近 Microsft では恒例の2日間複数トラックぎっしりのオンラインイベントで、当然後日改めて視聴が可能だ。
年2回のこのイベントに合わせて、日本でもお祭り的催し物が開かれたので、以下にそのリンクをまとめて紹介する。

■11/2(火):Microsoft Ignite 前夜祭
・イベントページ:
https://azurerockstar.connpass.com/event/225429/

・資料:Microsoft Ignite 2021 前夜祭 - 注目のIgniteセッション
https://www.slideshare.net/RieMoriguchi/microsoft-ignite-2021-ignite

■11/3(水):Ignite日本語セッション
「Japan Local Connection: 技術を学ぶその先にあるもの Learning Together, Growing Together」
・セッションページ:
https://docs.microsoft.com/ja-jp/events/ignite-nov-2021/general/connecti...

・資料:セッションスライド & MVP/RDの技術の学びストーリーまとめ集:
#MSIgnite x Japan Microsoft MVP/RD - Learning story
https://www.slideshare.net/RieMoriguchi/msignite-x-japan-microsoft-mvprd...

■11/22(月):Microsoft Ignite 秋まつり 2021
・イベントページ:
https://msdevjp.connpass.com/event/229730/

・資料:Microsoft MVP/Regional Directorが選ぶ Microsoft Igniteおすすめセッション 2021 Autumn
https://www.slideshare.net/RieMoriguchi/microsoft-mvpregional-directormi...

この中で特に、Microsoft Igniteおすすめセッション 2021 Autumn に寄稿したので、解説する。

Windows 11 登場(その2:カーネルは変わったか?)

先日正式リリースされたWindows 11では、どの程度Windowsカーネルが変わったのだろうか?

実は、カーネルやドライバーインターフェース周りの変更について、公開された情報はない。例えば次の Flight Hub が Release Note 的な機能を持つと思われるが、カーネルやデバイス周りの変更については見つからない。

参考ページ

Flight Hub - Windows Insider Program | Microsoft Docs

筆者はたまたま、Windows 10 用APOドライバー(下記参照)を開発していた9月頃、行き詰りの原因のレジストリが Windows 11でどうなっているかを確認した。APOドライバーが何かは別途最後に示す。

Windows 11 は元は Windows 10 21H2となるはずで、急作りのOSと噂されていた。それでカーネルやドライバー関連のレジストリは Windows 10 21H1とそれほど変わらないと想定していた。Windows 11 をPreview版から評価しても、インストールと基本動作だけ確認し、レジストリ構成の詳細まで検証していなかった。

調べたところ、各種のインストールされている APOドライバー の個別パラメーターと優先順を管理するレジストリが変更されていた。

Windows 11 登場(その1:フィードバックしよう)

2021年10月5日にWindows 11が正式リリースされた。最後のWindowsと言われていた Windows 10(リリースは2015年、Technical Previewは2014年10月)から、約7年経過した。

使い勝手や機能の解説はすでに沢山のサイトで紹介されている。例えば PC-Wach のページが分かり易い。今年6月に発表された「Microsoft Store」でのAndroidアプリの提供についても紹介している。

今年6月末には、Windows 10 の Insider Program のDevチャネル購読者に対して、無条件でPreview版がWindows Updateから提供され、また同時にインストール用ISOイメージも公開されたので、試用した方も多いと思う。

Windows 8 時代のデバイスドライバ開発

今回はWindows 8 共に公開された。WDK 8.0 を使用したWindows 8 向けのデバイスドライバ開発方法の概要について解説する。なおWDKとは Windows Driver Kitのことで、Windows デバイスドライバ開発に必要なものを集めた開発キットである。MS-DOSやWindows 98, Windows XPの頃には、DDK (Driver Deveropment Kit) と呼ばれていた。

はじめに(どのOS用のドライバが開発できるのか?)

各OSのバージョンへの対応は次の通りとなる。

開発対象

WDK 8 が開発対象としているのは、次のOSである。

  • Windows Vista
  • Windows 7
  • Windows 8
  • Windows Server 2008
  • Windows Server 2008 R2
  • Windows Server 2012

Windows 8 Cunsumer Previewの使いこなし

インストール

以下に注意点を取りあえずメモ。

BIOS
BIOSを最新にする。特に3月1日以降の公開日付のBIOSがある場合には、W8向け対応をしている可能性が高いので、要注意。
古いBIOSだと後述と同様にインストールや起動ができない場合がある。

インストールや起動ができない問題の原因はBIOSのUSB設定
トラブル発生時は、BIOSでLegacy USBを無効にすると解決する。特にUEFI BIOSの場合は必須と思われる。
インストールで使用するメディアの種類に関係なくインストール時、起動時のエラー画面や原因不明の無応答は、今の所ほとんどこれが原因と思われる。
この状態のままでは勿論インストールできないが、インストール後もこのUSB設定を戻すと、ブートローダーがハングアップしてしまう。

日本語版の日本語キーボード
日本語版のインストール後、USB接続キーボードを利用している場合は時々、日本語キーボード設定が無効になって英語キーボードになる場合がある。
この症状は、FixIT(そもそも実行不可だが)やレジストリ設定では絶対に治らない。USBキーボードを挿したまま再起動することで復活する。

ログインアカウント設定
ログインにLive ID(Microsoft アカウント)を使いたくない場合には、インストールでのPCへのサインインの画面で、メールアドレスをを入れずに、一番下の「Microsoft アカウントでサインインしない(D)」クリック後、次の画面で、右下の「ローカルアカウント(L)」を選択する。次の画面は利用者(管理者)のユーザ名入力。パスワードは今まで通り空でも良い。

ドライバ
ドライバ類はWindows 7のものが流用可能。
結構な種類のドライバが標準で対応されているがZ77, H77等は未対応なので、ベンダCD等からINFUpdateを適用する。

インストールが一旦始まれば、終るまではかなり早い。

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